[1月21日出題分詰め将棋の解答・解説]

【47問解答】
  31飛、32桂合い、同飛成り、同玉、41馬、33玉、25桂、
  同歩、22銀、同玉、24香、11玉、12歩、同玉、23馬、
  11玉、22馬まで17手詰め、


【47問解説】
  配置からは、王を左右どちらに追うのか迷いますね、
 詰め将棋をある程度知ってる方はまず受け方の右側へ
 王を追うのが筋で(この作の誘い)、それは駒が余ってしまい
 (下記変化等参照)、何回か同じ手順(右方面)を繰り返し
 最後に31飛、32桂合い、を発見しますが、その後の22銀捨てが
 この問題のポイントです。
  難しくない問題ですと記載しましたが解答以外の変化を読みきるのは
 たいへんでしょうね。


  以下、変化等記載
  初手31飛、42玉で33銀は53玉(31玉は41馬より詰む)、75馬、54玉以下
 詰みません。
  また初手より31飛、42玉、41飛成り、53玉は59香(64合いは52竜、同馬、
 同成香、64玉、75角、73玉、84馬、82玉、83銀、71玉以下1歩 余る)64玉、
 75銀または55銀も、65玉、以下打ち歩詰みになってしまいます。
  戻りまして、初手より31飛、42玉、75馬の変化は、以下53桂合い(歩も可)、
 33銀は31玉、53馬、同馬、32歩、21玉、23香、12玉以下詰まない。
  再度初手から、31飛、42玉、75馬、53桂合い、41成香、52玉、32飛成り、
 61玉、62竜、同玉より、攻め手は51角と64香(前述の桂合いですので下段より
 香は打てない)があり、51角は手筋のようですが以下、72玉は73銀以下詰みま
 すが、63玉と上がり、64銀、54玉、59香、45玉、46歩、同玉、57馬または24角成り、
 でも詰まない。
  戻りまして64香は63歩合い(金ゴマは同香成りで早い)、64馬、71玉(72玉は83銀、
 71玉、62角、以下1歩余る)、62角、81玉、92銀以下やはり1歩余ります。
 ですので、64香の王手では単に、73玉、72玉、71玉と3通りの逃げ方があり、
 73玉は62角、82玉、83銀、同玉、54馬、82玉、73角成る、81玉、92歩成り、同玉、
 83馬直以下1歩余る。72玉と逃げるには、61角、81玉、72銀、91玉、92歩成り、同玉、
 74馬、91玉、73馬以下82への合い駒は利きません(金合いは、同馬以下83銀成り以下、
 また歩合は81銀成り、同玉、72角成り、92玉、88馬寄りまで、駒余り)。
  では71玉と逃げると、62角、82玉は、83銀、同玉、84馬、82玉、73角成る、81玉、
 92歩成り、同玉、83馬直以下。
  また戻りまして、62角で81玉は92銀、82玉、83銀成り、以下前述の通り駒が余ります。
  正解手順7手目で42銀は22玉、31銀不成り、11玉、13香、12桂合い、23桂、21玉、
 以下際どいですが歩詰みになってしまいます。
  また戻って31銀不成りで23歩は、11玉、13香、12桂合い、以下不詰み。
  よって7手目は22銀の1手となります。
  上記変化等は少し難しいですがこれを読みきらないと解答になりません。
  少し意地悪な問題でしたね^^:
  以上にて47問の変化等(重複する箇所もありますが)を止めさせて頂きます。

inserted by FC2 system